ARTISAN 日本 ARTISAN NIPPON
現代の住宅産業は、不良新建材で耐久性や安全性を無視した巨大消費市場です。そうして出回っている新築やリフォームは、消耗品以下の価値で多くの人が困っています。私たちの活動は「日本の木と共に暮らす」をテーマに、リフォームを通じて健やかで安心した生活を送れる住環境を提案することです。質の高いコンサルティングを用い、国産材の素材の特徴を活用できる、「顔の見える職人達」と現代の日本の暮らしを創造します。日本の木に囲まれた暮らしがもたらす効果がいかに素晴らしいか、家具、インテリア、建築のデザインを通して世の中に伝えたい。歴史が証明している国産材と技術を現代に活かし広めることは、日本の木と職人を共に持続させ、かつ日本の森林の環境を守ることにもつながります。
ARTISAN 日本とは
小田原健の志を具現化するデザイン集団
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家具デザイナー
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建築家
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インテリアデザイナー
「顔の見える職人」
職人たちのネットワークを活かしたプロダクト提案
協力 日本建築士会連合会 JBN 全国建具組合連合会 etc.
ARTISAN 日本は2019年度、前任の小田原健から新たに丸谷博男(建築家) が理事長に就任し、活動をスタートしています。
顔の見える職人
顔の見える職人とは「デザイナーの顔」ではなく「誰がつくったかわかる」責任を持って最後までやり遂げる優秀な職人。ものづくりの各工程の職人同士が直接意見を交わすことでそれぞれの仕事にプライドと責任を持ちます。今の流通の仕組みを改善する事で消費者のためのデザインをし、さらに消費者と職人が共に意見を交わしながら製品つくり出す事で、その背景を感じ大切にする。そうしてものの付加価値はまさに森林のように無限大に広がります。 神奈川県建具協同組合/森世紀工房/協同組合ウッドワーク/ウッドメイクキタムラ/フォレスト西川
実例紹介
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Renovation Omori
東南に大きな窓のある、明るい住まい。収納家具を間仕切りにし、機能的な動線を実現。内装には杉材を使用し、サーモンピンクのカーテンが引き立ちます。
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Renovation Kisarazu
首都圏のリフォームインテリアモデル。一棟すべての部屋をひと目で見渡せる開放的な空間。床は杉材を使用し素足で気持ちよく過ごせるようにデザインされた。
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Renovation Higashishinagawa
杉材を使用したエコロジーインテリア。風がリビングに流れ、夏でもエアコンを必要としない。 狭い脱衣、洗面所はきめ細かに設計し機能的で美しい空間に。
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OM Chair
FSC認定木材を使用した、オリジナル家具開発プロジェクトでの作品。木材はスウェーデン、家具職人はデンマークにて採用し、国際的な職人と職人の交流を実現した理想的な文化経済交流となった。
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THE Chair
第1作はデンマークのパインコレクト社でデザインされ、協同組合ウッドワークへの指導の中でデザインの提供をし、試作が繰り返された。農林大臣賞、最優秀デザイン賞、ウッドデザイン賞を受賞。
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kissing Chair
三層杉合板を活用した二連の野外用ベンチ。高齢化社会での街中の休息のためにデザインされた。海外の男女が座ってキスをしていたことから、心の通う楽しい名前がつけられた。
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Hayami FSC
日本で第一号に認定された速水林業のFSC材を使用したダイニングセット。第一回ウッドデザイン賞受賞。
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花咲く椅子
「私の椅子展」で展示された、木の枝で組み立てられた椅子。会期中、脚先に仕掛けた水受け皿から水を吸収し、だんだんと枝に花が咲き、姿が移り変わる夢のあるデザイン。
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OZONE
「リビングデザインセンターOZONE」で、環境エコロジーに関心の高い各社団体グループが企画。環境型インテリアの普及を目指した講演、セミナーを行ない杉材で作った椅子など数多く展示。